「心気症」という聞きなれない病名の体験談に少しビビった。

思い込みって実はすごく怖いんですよね。私は思い込みでよくフラれるんで身に染みてます。管理人のあーどべっぐ(仮)ですこんばんは。

プラセボ効果って知ってますか?

薬ですと偽ってプラシーボという薬を渡すんですけど、これ実は中身ただのブドウ糖なんですね。偽薬とも言います。

最初のうちはちゃんとした薬を渡すのがコツらしいです。

ずるい。

で、じわじわとプラシーボに変えていくと、もう効果がないはずなのになぜか効いてるという。

思い込みの力ってそれだけじゃないんです。

催眠術か何かで焼き鏝だと思いこませてボールペンを手に当てると本当に火傷するとか。

まあこれはさすがに信憑性がアレですけど。

精神疾患って思い込みでしょ?

ってなったことない人は言いますけど、私もなったことないんでアレなんですがきっとこういう心の障害って複雑なんですよ。

病気であることを「通常と異なる状態」と定義するなら、たとえ思い込みだとか気のせいだとかそういう要因で「通常と異なる状態」になっていたとしても、それは病気だからです。

そういう風に「思い込んでしまう」病気で、そう「思い込む」ことで脳は色々な症状を私たちにもたらします。

不思議ですね。

人類は宇宙の謎や深海の底には近づけてもたった一人の人間の脳の働きですら解明できていないんです。

この本がおススメです。

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

脳の錯覚に酔いしれ、倒錯に浸れます。

はじめに言葉ありき。

骨壺の中身は仏舎利です。


心気症という病気を知っていますか?

questions 1922477 1920 300x300 - 「心気症」という聞きなれない病名の体験談に少しビビった。

私は今から5年前に産婦人科での検診をきっかけとして、心気症にかかってしまいました。

心気症とは、ちょっと頭が痛いとか、お腹が痛いといった、健康な人なら誰でも経験するようなちょっとした体調の変化について、何の根拠もないのに重病だと思い込んでしまう一種の精神疾患です。

産婦人科の医師から子宮の状態の異常を指摘されたのですが、その時の医師の様子を見て、何故か自分が命に関わるような重大な疾患にかかっているかのように思い込んでしまったことがきっかけだったように思います。

そこから何かにつけて自分は重病だ、もう死んでしまうのだろうと思ってしまうようになりました。

その後別の医療機関にかかって、体には特に異常はないということが分かったのですが、それ以降も自分の体調がちょっとでも悪いと、もうすぐ死んでしまうのだろうかと思って極度の不安を感じたり、すぐに医療機関を受診するようになっていました。

心気症を抱えてしまった私は一時期はまるで魂が抜けたかのように何もできなくなってしまい、夫を自宅に残し、子どもの幼稚園を休ませてまで実家に帰ったりしていました。

そのまま自分の家庭を放棄してしばらくの間実家で実母の世話になるなど周囲の人にかなり迷惑をかけていました。

一月ほどで実家を離れ、家族のもとに帰りはしたのですが、当時の記憶はただずっと自分の体調のことばかり考えていたことしかなく、子どもが運動会で活躍したとか、家族で出かけたことなど一切覚えていないのです。

さらにはいつ自分が死んでもいいようにと、自分の身の回りのものを整理し始めていて、自宅に所有していたものが約半分になったこともありました。

ピーク時には、このままずっと不安を抱えてばかりいる状態の自分の心身に限界を感じてしまい、毎日子どもを幼稚園に送った後にどこかにフラフラ出かけて死に場所を探していたこともありました。

そして1回だけ子どもを連れて誰もいない海に出かけた時、子どもとこのまま一緒に死んでしまえたら楽だと思って一度は海の中に向かおうとしたのです。

ところが、何か悪いことに勘付いたのか、当時3歳だった子どもが私を引き留めたことから我に返り、何とか思いとどまりました。

このように私はかなり精神的に不安定な状態だったのですが、子どもが通う幼稚園では周囲のママたちから変な目で見られたくないと思って平静を装っていました。

時にはランチに誘われることもありましたが、私が当時生きられるかどうかも不安になっている中、長期休みにテーマパークに旅行に行くとか車を買うとかいう話をしているママたちを見て悪意すら感じることがありました。

この心気症については実は昨年末まで悩まされていて、連日少しでも調子が悪いと不安を抱えるという日の繰り返しでした。

しかし今年に入ってからは少しずつですが、心気症の症状は落ち着いてきています。

病は気から。この言葉の意味を実感した…。

心気症のことでよく相談していた医師から、仕事をするか趣味をもつかすれば気がそちらに行くだろうからぜひやるべきというアドバイスを受けて、とりあえずは自分だけが打ち込めるものを作ろうと思いました。

ちょうどこの春から下の子どもが幼稚園に入園して日中は自分一人の時間ができたということで、いくつか趣味を見つけました。

1つ目はランニングです。

これは、上の子どもが今から3年ほど前に、地元の陸上のスポーツ少年団に入ってから自分も付き添い程度に走るようになっていたことがきっかけです。

子どもが学年を上がる毎に走るのが速くなっていくため、自分も時間を取って練習しておかないと負けてしまいそうだと思ったことから、日中、週に3日から4日少なくとも5キロ、多い時では10キロ走るようになったのです。

走っていると余計なことを考えなくなるので、心気症の改善にはいいようです。

2つ目は昔から好きだったお笑いを再び観るようになったことです。

子どもが生まれる前は劇場にも行くくらいのお笑いファンだったのですが、子どもが生まれて以降はそのような余裕もなく、テレビさえもまともに見れない時期が続いていました。

しかしながら今は日中に少し自分の時間ができたことから、テレビやインターネット動画などでお笑いを観る時間が取れるようになりました。

そして最近では再び劇場に行くようになりました。

このように自分の気持ちをよそに向けることで現時点では心気症の症状は落ち着いています。

もちろん何かしらの体調不良を感じた時には、今でもどこか悪いのかと不安になることもありますが、ひとまず症状の推移を見守って、それでもよくならないのであれば再度心療内科や精神科などを受診してみようと思っています。

また、これまで幼稚園のママたちをはじめとして周囲の人には、自分が心気症であることを隠したいがためにあまり関わりたくないという気持ちがあったのですが、今では自分の症状を隠さなければいけないということもないため、堂々と人付き合いができるようになりました。

今後は今より心気症を改善して、人並みに生活できるようになることを目標に気を楽にして生活しています。


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