私が失恋からの摂食障害を克服できた理由

失恋による摂食障害を癒してくれたのは新たな恋

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私がダイエットを始めたのは、結婚を約束していた恋人からフラれたことがきっかけです。

その恋人とは高校から付き合っており、8年という歳月を共にしました。

私も彼もお互いのことをとても信頼し、尊敬していました。喧嘩や隠し事などもなく、順調に付き合いを重ねていました。

結婚を意識するようになってからの突然の別れ

20代半ばになり、周りは結婚ラッシュでした。私もその波に乗れたらいいなと思っていましたが、彼の負担になってほしくないという気持ちから結婚には触れずにいました。

付き合い当初から口約束ではありましたが、結婚したいね、しようね等と言い合っていたので、彼もきっと考えてくれているだろうと信じていました。

フラれたのは本当に突然でした。

仕事帰りいつものように食事をしていたら、彼が料理に手をつけずに黙りこくっていたので、どうしたのか尋ねました。もしかして、体調が悪いのに無理をして会ってくれたのかと思ったのです。

すると彼は真剣な眼差しで私を見つめました。私は少しだけ「もしかしたらプロポーズ!?」と期待してしまいました。

でも、彼の口から出てきたのは私が全く予想をしていないことでした。

彼は心底申し訳なさそうな顔をして、見ているこちらが辛くなるほどでした。そんな彼を見たのは初めてのことでした。

突然の別れてほしいという言葉を理解できずにいると、彼は「今は仕事に集中したい。」と言われました。

確かに彼の仕事はとても激務ですし、日々の勉強は欠かせません。

私は距離をおくのでは駄目なのかと聞くと、中途半端は私に失礼だからという回答でした。

私の頭のなかに描いていた彼との未来が、こんなに急に真っ暗になってしまうなんて、思ってもみないことでした。

別れの理由は心変わり

友人は私を気遣って、話をたくさん聞いてくれました。綺麗になって彼を見返してやれ!と 。

でも私は彼のことを憎んではいませんでした。

そんなある日、彼に新しい彼女がいることがわかりました。共通の友人が教えてくれたのです。

別れてまだ2ヶ月しか経っておらず、しかも彼が別れた理由は「仕事に集中したい」だったはずなのに。

新しい彼女は、私より年下でとても綺麗な人でした。出会いはなんとキャバクラの店員と客だったのだそうです。

そのことを知ってから、私はダイエットに励むようになりました。

友人が言っていた「彼を見返す」。その言葉に取り憑かれたかのように私はダイエットをしました。

もともと太ってはいませんでしたが、その時の私は自分が脂肪の塊のように見えていました。

ほとんど食事をせず、甘いものは一切とらなくなりました。

友人から食事に誘われても全て断りました。外食と聞いただけで鳥肌が立つくらい、私は食事を拒むようになっていました。

私の体重は一気に減り、職場でも驚かれました。健康的に痩せたわけではないので、頬はこけているし、顔はやつれ、肌はシワシワになっていました。でも私は鏡に映る自分の姿に満足していました。

今まで敬遠していたピッタリした服装を好むようになり、すれ違う人と目が合うたびに、なぜか勝ち誇ったような気持ちになっていました。

その時の私は完全な摂食障害でした。痩せることにこだわり、痩せている=綺麗だと頭にインプットされていました。

摂食障害の怖さに気づかせてくれたのは

摂食障害は、本人も周りもなかなか気づけない病気です。特に本人が「間違ったことをしている」ということに気がつかない限り完治は難しいです。

私は家族からも心配され、食事をとるように言われましたが、少し食べては吐いていました。

親から病院を勧められても、私はおかしくないのになぜ?と本気で思いました。

そんな時、私によく声をかけてくる同僚がいました。男性ですが、仕事でよく接触するのでよく話すようになったのです。

その同僚から食事に誘われました。私は直ぐに断りましたが、珍しくしつこく誘ってくるのでとうとう折れてOKしてしまいました。

食べるふりだけしておこう、私はそんな風に思っていました。

仕事帰りその同僚とレストランへ行きました。

とても落ち着いた、木目調の可愛らしいお店でした。思わず魅入っていると、彼はそんな私を笑いながら見ていました。

そう言えば、外食をするのはとても久しぶりなことを思い出しました。

料理が運ばれてくると、私は身震いがしました。食べているふりをしながら彼を見ると、彼はとても幸せそうな顔で食事をしていました。美味しいと何度も言うので、私は思わず笑ってしまいました。

彼はそんな私に「やっと笑った。」と微笑みました。

そう言えば笑ったのも久しぶりな気がしました。

彼は、少しで良いから食べてみて。ゆっくりでいいから、とまるで私の心情を理解しているかのように話しました。

私が戸惑っていると、私の目をじっと見つめて「大丈夫だから。恐いものは入っていないよ。」と。

恐る恐る料理を口にすると、美味しくてたまりませんでした。そして美味しいと言う前に涙が溢れました。

フラれて以来初めて流した涙でした。

それからというもの少しずつですが、食事ができるようになりました。そしてやっと自分が異常であったことにも気付いたのです。

摂食障害は寂しさから来るものが大半だと言われていますが、私もいろんな気持ちを討ちに溜め込んでしまい、摂食障害に繋がったのだと思います。

現在はその彼と結婚し、毎日美味しく食事をしています。

少し体型はぽっちゃりしましたが、彼がそのままでいいと言ってくれること・食事を心から楽しめることに深く感謝しています。

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