大丈夫? その腹痛、体質ではなく病気かもしれません。

NO IMAGE

スポンサーリンク

f:id:c7corvette1327:20171001123940j:plain

牛乳を飲むとお腹を壊す。

珈琲を飲むとお腹が緩くなる。

こうした特定の飲料や食料品で腹痛を起こす方はいます。牛乳は乳糖不耐症、珈琲は胃酸の分泌増加やタンニンに拠るものではないかと言われています。

もちろん痛んだ食材を無理して食べたりしたらお腹を壊して当たり前です。

しかしこういった食料品を摂取していないにもかかわらず、なぜか突然腹痛や下痢に襲われてしまう…。そんな経験をされた事のある方はいませんか?

シンプルなだけに「ただの腹痛」として扱われがちですが意外と…?

お腹を壊しやすい「体質」は本当に体質で済ませられるのか?

私が以前に体験した腹痛のお話をさせていただこうかと思います。

腹痛と一口に言っても多岐にわたりますが、決して軽く見ない方がいいですよとお伝えしたいのです。特に慢性的に続く腹痛は注意が必要です。

私が経験した腹痛も、何か悪いものや体質に合わないものを食べて腹痛になるとかそういうのではありませんでした。

発症したのは学生の頃でした。私の症状としては、朝登校直後や授業中、テスト中に急に耐えられない程お腹が痛くなり、すぐにトイレに行かなくては我慢できない程の下痢になってしまうのです。

病院に行こうとしましたが、親が嫌がりましたので行けませんでした。たかが腹痛で病院なんて、と否定されました。

胃潰瘍などでしたら、嘔吐があるんじゃないかと思いますが、私の場合嘔吐はなかったです。あくまで突然の腹痛とそれに伴う下痢でした。

学校の保健室で相談したこともありましたが、保健室の先生はストレスからくる胃炎じゃないかと言ってました。ただやはり、詳しいことは病院に行けと言われるだけでした…。

でも確かに当時はたかが腹痛で…という気もしていました。血を吐いたりしたわけでもない、常に痛いわけでもない、朝とか授業中とか限定でしたので。

そのためテスト期間中は特に酷く、ほぼ毎日テストをやってる最中に酷い腹痛でトイレに駆け込んでいたので、クラスのみんなにどう思われていたことか…。

…なんとなく学校で排便することがとても苦痛で、なるべく人がいない時間に利用者の少ないトイレを選んでいました。

今思うと馬鹿馬鹿しいのですが、学生の頃は変なプライドというんでしょうか。下痢を繰り返して病院というのもなかなか恥ずかしくて、親も病院を認めてくれませんし、ひたすら我慢してました。

でも事あるごとにトイレに駆け込む状況でしたから、その後も何度か母に相談しましたが、体質だから仕方がないと真剣に取り合ってもらえず、何も解決しませんでした。

いずれにしても病院に行かせてもらえない以上仕方ありません。自分もその当時は親が体質だというんだからそうなんだろうと思っていました。

そんなある時、学校で集団検診がありました。レントゲンを撮り、問診をして症状を話しました。触診で見る限りは変なしこりとかはなさそうだということでした。さらにレントゲンの結果を見てもらうと、何も異常なしだったんです。とりあえず自分の腹痛の症状を先生に話しました。ただ、診察に時間がかかりそうだったので他の生徒の検診が終わった後でもう一度じっくり話を聞いてくださることになりました。

結果は過敏性腸症候群ではないかということでした。

スポンサーリンク

一応確定診断をつけなくてはいけないので後日病院に来るように、という話でしたので、そのことを書いてもらった書類をもらって親に見せ、ようやく病院を受診できました。
確定診断もやはり過敏性腸症候群で、原因は神経質な性格とプレッシャーからくるストレスによる自律神経失調でした。今だから言えますけど、確かに私が腹痛になるのはある特定のパターンがありました。

例えば授業やテスト中など成績が関わるときや、バスや電車で移動中など自分の行きたいと思う時に自由にトイレに行けない環境にいるときです。

そういったトイレに行けない環境や、精神的になにか大きな負荷がかかった時に下痢になることがわかったので、トイレ付きの車両にすることや、トイレの場所を確認しておくことで対処していました。またもしも下痢をしても大丈夫なように常に鞄に下痢止めを入れておくと安心できました。

こんな風に繰り返し同じような状況で腹痛・下痢になることで、意識がちょっとしたことでストレスを感じて腹痛になるような状態を「ブレインロックがかかった」というそうです。痛みの記憶、とでもいいますでしょうか。幻肢痛なんかもそうしたブレインロックのせいらしいですが、詳しいことはわかりません。

治療としては基本的には食事療法と投薬で治るでしょうということでした。いろんな種類の薬を飲みました。

おかげで現在ではすっかり完治していて、あの時思い切って検診の先生に相談して本当に良かったと思います。先生の話では診察時に相談されなかったら絶対に分からなかったそうですから猶更でした。

過敏性腸症候群は内視鏡でも異常が見られないので申告してもらわないとわからないそうです。また、放っておくと結局ストレスにやられてうつ病になったり不安障害などの精神病的なものにかかってしまうこともあるそうです。

こんな症状に心当たりのある方は、過敏性腸症候群を疑ってみてはいかがでしょうか。

自己診断は事故の元

通常過敏性腸症候群の診断は、まずは消化器内科にて炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)及び大腸癌ならびに虚血性大腸炎、感染性胃腸炎、大腸憩室症などの腸疾患、さらに婦人科系疾患、泌尿器系疾患、後腹膜疾患など器質的疾患などの可能性を排除したうえで行われます。

過敏性腸症候群だと思っていたらこれら別の病気だったという可能性は十分あり得ませんので、安易に自己診断をしないように注意が必要です。

結果として過敏性腸症候群と診断されたら、症状に応じて心療内科等を受診することもあると思います。

現在では過敏性腸症候群に対応できるクリニック等も増えてきていますので、まずは素直に消化器内科を受診してみましょう。

また、いろんなサイトで簡単なセルフチェックができますが、最終的には病院で確定診断を付けてもらうことが重要です。

簡単なセルフチェックは以下、参考にしてみてください。

過敏性腸症候群セルフチェック?

□ 腹痛を伴う下痢(便は泥状、粘液が出ることも)
□ 午前中の腹痛が多く、午後からは回復する
□ 便秘、あるいは便秘と下痢を交互に繰り返す
□ すぐトイレに行けない状況で症状が出る
□ 時折、コロコロした小粒の便が出る
□ 排便後は腹痛が収まることが多い
□ 排便後、残便感はあるが、便は出ない
□ ガスがたまりやすい
□ 症状が1カ月以上持続している
□ 体重の変化はなく、食欲も普通にある
□ 睡眠時や休日には症状が出ない

5つ以上当てはまる人は要注意かもしれません…?

f:id:c7corvette1327:20170912235606j:plain

消化器疾患カテゴリの最新記事