病と闘ってるのは自分だけじゃない! 肺がんとの闘病生活で得たものとは。

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例えば自分が肺がんに侵されてしまったとしたら。
投薬でフォローが出来ているため、家族以外の周囲には自身が肺がんであることを敢えて告げずにいます。

でもそのせいで、薬の副作用による不調を抗がん剤のせいだと伝えることが出来ないという状況になってしまった方の体験談です。

今回のテーマ。「告知」。
がんの衝撃は伝えられた本人だけではありません。家族を含め、周囲にはどこまで知ってもらうべきなのでしょうか。

肺がんであること自体は受け入れているが…?

実は私、2年前に肺がんと診断されまして、現在ステージ4なんです。

自分自身が肺がんと診断されたのはちょうど2年前でした。

すでにステージ4でしたので、告げられた時はそれなりにショックでしたが、紆余曲折あって死への覚悟もできました。

ただ、肺がんと告げられたわけですが、実は今すぐに生命がどうこうということはなく、外科手術は無理でも服薬でしばらくは維持可能とのことで、悩みましたが家族の希望もあって投薬治療をすることにしました。

投薬治療をしない場合は余命半年だそうです。

私自身は覚悟が出来たつもりでも、家族はそうはいきませんでした。可能な限り頑張って治療をしてほしいと懇願されました。

自分の死期が全然気にならないと言ったら嘘になりますけど、なってしまったものは仕方ありません。こういう事態になってしまったのは誰のせいでもありませんから。

でも薬で維持できるのであれば何も手の施しようがなかった一昔前よりよほどマシだと思えます。

ただ、こう思えるようになったのは最近でした。

よく考えたら、ステージ4でいつ死んでもおかしくないのに、薬のおかげでこうしてある程度普通に生活できているのである意味開き直れたんです。

でも逆に悩みが出来てしまいました。

それが抗がん剤の副作用による周囲への影響なんです。

私の場合は主な副作用は発疹でした。それもかなり酷いものです。

さらには下痢です。

がん細胞だけを攻撃してくれる分子標的薬という薬を使用しているので、薬が効いている間はQOLも非常に高いレベルに保てるそうです。

ですが、如何せんこの発疹と下痢は堪りません。ちなみに私の場合はアレセンサという薬を服用しています。特定の遺伝子に異常があるようながんに使用するそうです。

最近の抗がん剤には分子標的薬以外にも血管新生阻害薬や免疫チェックポイント阻害薬などという薬もあるそうです。?

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肺がんの予防と治療はかなり進化している。

現在では抗がん剤の種類も幅が出てきました。

分子標的薬もその一つですが、初めて登場したのは2002年、「イレッサ」という薬だったそうです。このおかげで、ステージ4でも生存率の上昇に期待が出来るようになってきたとのことです。

勿論課題もあるようです。

分子標的薬は投与するうちに効き目が悪くなり、再びがんが増殖し始めることが多いといいます。その際はまた別の薬を選択することになるそうです。

今現在ではイタチごっこかも知れません。しかし5年後、10年後には治療可能な薬が開発されるかもしれません。

そうなれば、私のこの抵抗も決して無駄ではないと思うのです。?

さて、副作用の発疹と下痢は確かに辛いのですが、本質はそこではありません。

実はがんの事は周囲に伏せています。

家族を中心として親族にも相談した結果、周囲に気を使わせないように病気のことは伏せるべきということになりまして、直属の上司にしか話していません。

そのため、この副作用について上司は、声をかけてフォローすべきかどうか困っている様で、上司に公表したことで返って申し訳ないことをしたかなと気になっています。

QOLを保てている間は肺がんの事は伏せておこうという家族の方針のもと、一応同僚や部下、友人などには黙っています。

しかし、たまには吐き出したいと思うこともあるんです。

というのも、同僚たちは私の発疹は何かのアレルギーか肌荒れなどと思っているようですし、下痢に関してはただお腹が弱い人だと思ってるようです。

そんな風に肌が汚いと思われたりお腹が緩いヤツだと思われることがちょっと…。

それならばいっそ知られてしまった方がいいと思うときがあります。

…私の友人や同僚に、私ががんだと知って付き合いや態度を変えるような人はいないと思いました…。が、わざわざ告知する必要はないと思ったのも確かでした。

このまま周囲に内緒にするべきか、公表するべきか。いつでも、家族には内緒にした方がいい、気を使われる、と周囲への公表を止められました

その後悩んだ挙句に親友にだけ病気の事を告白しました。

そいつは今まで通りの付き合いはもちろんの事、辛いときにはそれとなくフォローしてくれるようになりました。
20年来を過ごしてきた親友だからこそ、汲み取ってくれた思いがあったのだと思っています。
今なら確信を持って言えます。
「闘病しているのは自分だけじゃない。家族も親友も闘ってくれているんだ」と。

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