慢性膀胱炎についての蛇足的うんちく。

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どうせなら慢性膀胱炎の正しい知識について聞いていかないか

膀胱炎は何気に女性に非常に多い病気で、 実に5人に1人はかかっているといわれるほどです。

特によく聞くのが、膀胱炎は「癖になる」というお話。

しかしちょっと待ってください。

一般的に良く使われている「慢性膀胱炎」という用語ですが、「膀胱炎は癖になる」という表現が半ば当然のように使用されている例からわかるように、「膀胱炎を繰り返す」から「慢性膀胱炎」なのだと解釈していませんか?

ちょっと穿ちすぎでしょうか?

言葉尻をとらえて揚げ足をとるようでなんともムズムズするのですが、せっかくこんなページをご覧頂いたのですからしばしお付き合いください。

短い記事ですので数分で読めますよ。

さて、慢性膀胱炎ですが、「膀胱炎を繰り返す」から「慢性」膀胱炎、というのは、実は正確にはちょっと違うのです。

簡単に説明していきます。

膀胱炎にはいくつか種類がありますが、一般的なのは細菌性膀胱炎で、その名の通り細菌感染によるものです。

この細菌性膀胱炎が急性と慢性に分類できるのですが、急性膀胱炎は正式には「急性単純性細菌性膀胱炎」と呼びます。

では話題のヒーロー慢性膀胱炎ですが、これは「急性膀胱炎」を繰り返すことではありません。

では慢性膀胱炎とは何か

それは

「原因となる疾患が他にあるせいで膀胱炎が長引いている状態」

を指すことが多いのです。

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原疾患には前立腺肥大症、膀胱腫瘍、糖尿病、尿路結石、尿道狭窄など様々なものが当てはまります。

よく考えるとこれは厄介です。

膀胱炎の症状が急激に表れることが多く、一回の診察では原疾患に気づかずに急性膀胱炎だと思って抗生剤を投与します。

するとその結果、一時的に膀胱炎そのものはおさまったかに見えます。

ところが原疾患が治っていませんのでまた膀胱炎にかかります。

このため、いくら抗生剤を飲んでも治らないということが起きます。

もう一つ、さらに厄介なことに非細菌性の膀胱炎も存在します。非細菌性かつ若年性の膀胱炎に関しては、残念ながら原因不明です。

もしかしたらこちらの記事の体験者様の症状は、この非細菌性のものだったのかもしれませんね。

www.ardbeg999.com

なまじ医療関係者だったり、少々薬の知識があったりすると、膀胱炎を発症するたびに抗生剤を飲んでおけばいいやと考えて、それで済ませてしまう傾向がありますが、上記のように背景に原疾患が隠れている可能性もありますので、しっかり超音波検査や尿検査などをする必要があります。

心当たりの方は一回の診察で終わらせずにしっかり調べてもらいましょう。

蛇足的病気解説でした。?

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